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2025.10.14

歯周病ってどんな病気?原因と初期症状をわかりやすく解説!

歯周病は、歯を支える組織(歯ぐきや歯槽骨)が炎症によって破壊されていく慢性疾患です。主な原因は、歯の表面に付着する歯垢(プラーク)に含まれる細菌です。これらの細菌が歯ぐきに炎症を起こし、進行すると歯を支える骨が溶けてしまい、最終的には歯が抜け落ちることもあります。

初期段階では「歯肉炎」と呼ばれ、歯ぐきの腫れや出血などの症状が現れますが、痛みが少ないため気づかないことも多く、放置されがちです。進行すると「歯周炎」となり、歯ぐきが下がったり、歯がぐらついたり、口臭が強くなるなどの症状が現れます。

また歯肉の中にたまってしまった歯石の除去をすることも重要で、歯医者さんで行うクリーニングだけでは落とすことができません。また自然に取れることもありません。その歯石が増殖していくことで歯の支えている骨が溶けてしまいます。SRPといって歯肉の中のお掃除を麻酔下にて行うことがとても重要です。

当医院にいらっしゃる方のほとんどがそのような処置をしたことがないとおっしゃっていて、治療説明をするとびっくりされることが多いです

また治療介入もデータに基づいて行うことが重要です

いろいろな歯科医院を転々とされる方もいらっしゃると思いますが、人間関係を作るだけでなく、データの蓄積をしていくことがとても重要なことになります。歯磨きへのモチベーションが低下しているかな?忙しいのかな?など様々なことを気遣いながら日々のケアをさせていただいています。

予防には、毎日の丁寧な歯磨きと定期的な歯科検診が欠かせません。歯垢をしっかり除去し、歯科医院でのプロフェッショナルケアを受けることで、歯周病の進行を防ぐことができます。早期発見・早期治療が何よりも重要です。気になる症状があれば、早めに歯科医院を受診しましょう。

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