歯みがき中に歯ぐきから血が出る…そんな経験、ありませんか?
実はそれ、歯周病のサインかもしれません。
歯周病は、歯と歯ぐきの境目にたまった歯垢(プラーク)の中の細菌が原因で、歯ぐきに炎症を起こす病気です。初期段階では「歯肉炎」と呼ばれ、赤く腫れた歯ぐきが少しの刺激でも出血しやすくなります
この段階でしっかりケアすれば、健康な歯ぐきに戻る可能性がありますが、放置すると炎症が深部に広がり、歯を支える骨が溶け始める「歯周炎」へと進行します。歯がグラグラしたり、口臭が強くなったり、最悪の場合は歯を失うこともあるのです
予防には、やさしく丁寧なブラッシング、フロスや歯間ブラシの使用、そして定期的な歯科でのクリーニングが効果的です。特に「血が出るから磨かない」は逆効果。炎症を悪化させてしまいます
特に歯医者さんで治療を受けた歯の部位には汚れが特にたまりやすいです
治療を受けから大丈夫ではなく、銀歯(耐用年数7年くらい)、CAD冠(耐用年数5年くらい)、プラスチックの詰め物(耐用年数3-4年)、保険の治療の周囲は特に注意が必要となります。
「ちょっと血が出ただけ」と油断せず、歯ぐきのSOSに耳を傾けて。早めの対処が、健康な口元を守る第一歩です。

